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院長コラム BLOG

日常生活での紫外線対策

こんにちは!MIOSKINCLINIC看護師のYです!

少しずつ暑さが落ち着いて過ごしやすくなってきましたが、今年の夏はかなり暑かったですよね。

紫外線=夏というイメージを持っている方も多くいらっしゃると思いますが、実は紫外線は一年中私たちの肌に降り注ぎ、知らないうちに肌にダメージを与えています。

美容クリニックで日々お肌を診ていると、紫外線対策をきちんとしている方ほど、年齢を重ねても肌に透明感があると感じます。

今回は、季節を問わず大切な紫外線対策についてお話しします。

— 外に出ない日も“ちょっとだけ”で積み上げる —

「通勤だけ」「近所に買い物」でも紫外線は毎日当たります。完璧を目指さず、“続けられる少しの工夫”を積み重ねるのがコツです。

※肌トラブルが続く場合は医師へご相談ください。


★ポイント★

朝の一回で“最低限カバー”:顔・首・耳・手の甲に日焼け止め

当たる時間を減らす”:日傘・帽子・長袖・サングラスを活用

こまめに直す”:汗・こすれ後は少量を付け足し

◯朝のルーティン

忙しい朝ですが、最低限日焼け止めを塗ることが大切になってきます。

塗り忘れてしまう方や日焼け止めが苦手な方もいらっしゃると思いますが、少し手間をかけてシミ・シワ・たるみを防止していきましょう!

●保湿→日焼け止めを“手でやさしく押さえて”塗る。

※塗り忘れしやすい耳・首の後ろ・目の下・鼻横・唇(UVリップ)・手の甲も!

●朝の準備から外出まで時間が空く日は、出る直前に頬と鼻だけ軽く重ねるとさらに◎

◯外での工夫

ちょっとそこまでの買い物やお迎えでも日焼けをしないように工夫すると◎

意識するだけでできることもあるので一緒にやっていきましょう!

日陰を選ぶ:建物の影側・街路樹側を歩く。

日傘:遮光率や遮熱率が高いものを選ぶと◎

帽子:つば広めだと頬・こめかみに受ける紫外線量を減らすことができる。

サングラス:まぶしさ対策だけでなく、目周りのこすれ回避にも。

服装:薄手の長袖・羽織をバッグに1枚、手の甲は薄手のUV手袋も◎

◯室内・車内でもできること

室内や車内なら大丈夫と思っている方も多くいらっしゃるかもしれません。

紫外線は窓や雲を通過してきます。

窓際に長時間いる日は、ガラス越しでも頬に“ひと塗り追加”が必要です。

在宅作業:午前は窓から1〜2m離れる座席に。

車:長時間の運転は、窓側の腕・頬に日焼け止めを付け足し。


ここまで日焼け止めを塗ったり小物で工夫したりすることで紫外線を防ぐことができるとお伝えしてきました。

ここからは日焼け止めについて詳しくお伝えしていきたいと思います。

◯SPFとPAって?

日焼け止めのパッケージに必ず書かれている「SPF」と「PA」

なんとなく“数字が大きいほど良い”と思っている方も多いですが、それぞれの意味を知ると生活シーンに合わせて上手に選ぶことができます。

●SPF とは

「Sun Protection Factor(サンプロテクションファクター)」の略で、肌が赤く焼ける原因となるUVB波を防ぐ力を表しています。

UVBは日焼け、シミの原因になる紫外線と言われています。

SPFは1〜50の数字で表されます。50が最大値で50を超すものは50+で表現されます。

SPF1あたり紫外線による炎症を約20分間防ぐ目安とされており、たとえばSPF30なら約10時間分の防御効果があると考えられます。

ただし、汗や皮脂、摩擦などで日焼け止めは徐々に落ちていくため、2〜3時間おきの塗り直しがとても大切です。

数値が高くても塗り直さなければ十分な効果は得られません。

●PAとは

「Protection Grade of UVA(プロテクショングレードオブUVA)」:の略で、 肌の奥深くまで届き、シミ・シワ・たるみの原因になるUVA波を防ぐ力を表しています。

PA+からPA++++までの4段階で示され、+の数が多いほどUVAに対する防御力が高くなります。

特に美容医療後の肌はUVAの影響を受けやすいため、PA+++以上の日焼け止めを選ぶのがおすすめです。

また UVAは雲や窓を通過するので、天気や場所に関係なく塗っていただく必要があります。

●使い分け、選び方

紫外線は一年中降り注いでいますが、毎日強力な日焼け止めを使う必要はありません。肌への負担を考えながら、生活シーンに合わせて選ぶのがポイントです。

・室内中心の日:SPF20〜30/PA++程度

・外出が多い日や通勤・買い物:SPF30〜40/PA+++

・レジャーや長時間の外出時:SPF50/PA++++

高ければ安心、というよりも「TPOに合わせて使い分ける」ことが、美肌を守るコツです。

私はクリニックでも取り扱いのあるプラスリストアのUVローションを使用しています!プラスリストアの製品はお肌に優しいのが特徴ですが、UVローションは無香料・無着色・無鉱物油・アルコールフリー・アレルギーテスト・ノンコメドジェニックテスト済みの製品です!※全ての方にアレルギー反応が起きない、ニキビができないというものではございません

こちらはお肌に優しいですが、SPF50/PA++++の製品になっています!

元々アレルギー体質の私もお肌に優しい日焼け止めなので問題なく使用できています。皆様も日焼け止めでお悩みの際は使ってみてください。


◯おわりに

日焼け止めは、美容医療の効果を保つための“延長ケア”です。

毎日の紫外線対策を習慣にすることで、施術後の肌トラブルを防ぎ、透明感のある肌を長くキープすることができます。

お肌を紫外線から守って、光老化を予防していきましょう!


◯受診の目安

赤み・ピリつきが続く・悪化する、しみ・そばかすが急に増えた気がする、塗ると必ず刺激が出るなどの症状が出た場合

→ 状況に合わせたケアや医療的選択肢を医師と相談ください。

 
 
 
 
 
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神奈川県小田原市の美容皮膚科クリニック
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